Q16:硬質地盤で鋼矢板は何mまで施工可能?
硬質地盤において、鋼矢板Ⅲ型はクラッシュパイラーにより何mまで施工可能?
硬質な粘性土地盤において立坑計算を行うと、粘着力が大きいため土圧が小さく評価され、深い立坑であっても鋼矢板Ⅲ型で成立する場合があります。
しかし、このような条件下では、長さ20m程度の鋼矢板が硬質地盤において施工可能かという疑問が生じます。
この点については、一般社団法人 鋼管杭・鋼矢板技術協会の「鋼矢板Q&A」9.9、9.10に記載があります。これによると、以下のような判断となります。
■Ⅲ型鋼矢板を硬質地盤専用圧入機(クラッシュパイラー)で施工する場合は、打設長3m以上15m以下が適用範囲となります。このため、20mを圧入するにはⅣ型以上ということになるようです。但し、この場合でも20mを超える場合には、ⅢW型以上を選定する必要があるようです。

